ドラッカー博士の考える「事業の本質」
中小だけでなく大企業も倒産するのが現代の経済
どうすれば事業がうまく回っていくのか?
ドラッカー博士はこの点について事業の本質に着眼して理論を展開しています。
「事業の本質」
ドラッカーは企業の規模について、量や大きさではなくて、その質であり内容だと、かねてから主張しています。
会社をたちあげる時、自分が創めようとするビジネスが、
①どういうビジョンで?
②どういう社会的貢献をしようとするのか?
を十分に考えずに事業を立ち上げるのには反対であるといった趣旨の発言をしています。
しかも、単に額に汗して頑張るというだけではいけません。
「努力は賞賛の対象にはなるが、事業活動は、規模の大きさとは関係なく、そこから生まれる成果、すなわちその事業に対する社会の拍手喝采の度合いが、問題なのである」という指摘も、ともに記憶しておきたい言葉です。
確かに顧客いわゆる消費者に支持されない事業は、社内においても「自身と誇り」を失わせ活力が奪われ、いずれは市場から撤退することになります。
さらに同じ発想で「企業が生み出すのは、物でも観念でもなく、人間が値打ちありと認めるものであります。いかに見事に設計された素晴らしい機械でも、顧客の役に立たなければ、金属のスクラップにすぎません」とも発言しています。
企業活動というのは、一種の冒険のようなものであって、未来へ向けて「勇気と信念」をもって、極めて不確実な成果を上げるために今ある資源を投入することなのです。
そしてこの「勇気と信念」を持ち続けるためにも社会に貢献できているかをもう一度問い直す必要があります。
